モノにも命がある

8年前に購入したパソコンとお別れをしました。

故障してないけど、バージョンや容量の問題で手放すことに
新しいパソコンが届いたので、今まで使っていたパソコンのデータを消去し、
本体とディスプレイに分けて梱包して、再資源にと富士通のリサイクルセンターに
送るため集荷に来てもらいました。

「ちゃんと使いこなせなくてごめん」や「8年前のこと」、
「テレビも見れたので一人暮らしも寂しくなかった」など
ベランダからトラックに積み込まれるパソコンを眺めて呟いていたとき、
走り出したトラックが突然止まりました。
後ろのドアが開いていたらしく、運転席から出てきて閉めなおした瞬間
少しパソコンが見えた気がしました。
再びトラックが走り出して、リサイクル施設に出発していきました。

パソコンが最後に「行きたくない」と思ったのか挨拶をしてくれたのか、
考えると胸が詰まりそうになりました。

長く使ってると愛着がわきます。今までありがとう、ご苦労様。